矢野研究室は、建築設計を軸に、地域デザイン・デジタル技術・木造/CLTを研究しています。教室の中だけで完結しない、実際に建ち、使われ、地域を変えていく建築を通して、設計の思考と技術を身につけます。
意匠・構造・設備・コスト・使われ方。別々に考えれば対立する要素を、ひとつの建築へ統合する力。設計とは、要素の寄せ集めではなく統合の技術です。
敷地の内側だけを見ない。都市、産業、人口、技術の変化——建築を取り巻く大きな文脈を捉え、「何を建てるべきか」から考えられる広い視野。
流行に流されず、時間に耐える建築の質。空間の強度、構造の強度、そして社会に存在し続けるための強度を見極め、実現する力。
建築設計を中心に、隣接する領域を横断しながら研究を進めています。テーマは相互に関連し、ひとつのプロジェクトが複数のテーマにまたがることもあります。
人口減少期の地方都市において、建築が地域に果たす役割を、設計・ワークショップ・場の運営の実践を通して研究します。公共施設の計画から民間施設の企画まで。
VRによる空間の事前検証、都市データの解析など、デジタル技術を設計の思考と合意形成にどう組み込むかを探ります。研究室ではVRコンテンツの制作・公開も行っています。
国内最大級のCLT生産地である愛媛を基盤に、地域材を建築へ実装する構法・接合・コストの研究。研究成果は実際の建築として社会に建ち、学会で発表しています。
この研究室の最大の特徴は、研究が図面や論文で終わらないことです。地域の実際のプロジェクトをフィールドとして、構想から竣工、そして竣工後の使われ方の調査までを一気通貫で経験できます。設計実務との連携により、学生のうちから「建つ建築」のリアリティに触れられます。
設計が好きな人はもちろん、「建築で地域に関わりたい」「デジタル技術を設計に活かしたい」「木造の可能性を探りたい」——入口はどこからでも構いません。研究室では、模型とスケッチからVR・データ解析まで、手と頭の両方を使います。
見学・相談はいつでも歓迎します。下記メールアドレスまで気軽にご連絡ください。
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